白い卵が安物で、赤い卵は自然たまごで高級というイメージがありますが、実際は殻の色は親鳥の種類によってきまります。白色レグホン等の卵は白く、赤鶏等の卵は赤褐色です。なので栄養的には違いはありません。
栄養強化された卵ですが、最近は種類も増えよく目にするようになりました。これは餌に油に溶ける栄養分を添付することでヨードや、ビタミンE、DHA(ドコサヘキサエン酸)を強化したものです。
卵の鮮度はハウユニットという、卵白の盛り上がりを測定した数値で割り出されます。冷蔵した卵のハウユニット指数は15日たっても80以上をキープしている事から冷蔵庫で保存した方が鮮度は長持ちします。
平らなお皿に割り、黄身と白身が盛り上がっていれば新鮮な卵と言えます。
当社で取り扱っている商品は全て無精卵です。有精卵というのは、雌雄同居で飼った場合生まれる、精子の入った卵で、無精卵はメスだけで有む孵化できない卵です。成分的にはまったく同じです。しいて言えば、無精卵のほうが少しだけ日持ちがよいということです。
新鮮な卵ほど殻がむけにくく古い卵ほど殻がすぐむける特性がありますが、塩をいれて沸騰させたお湯のなかに卵を入れると比較的殻がキレイにむける傾向があります。
卵の賞味期限は“安心保証期間”と云われています。
平成11年11月1日から「食品衛生法」により、卵パックなどへの賞味期限の表示が義務付けられました。卵の賞味期限は、あくまでも“生で食べられる期間”のこと。賞味期限が切れてしまっても、充分加熱調理をすれば食べることができます。
卵パックの表示の部分を見ると、保存方法として「冷蔵庫(10℃以下)で保存して下さい」とあり、使用方法としては「生食の場合は賞味期限内に使用し、賞味期限後は充分加熱調理して下さい」と書いてあります。